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2008年6月

偽装社会ニッポン

 金儲け主義の資本主義社会の成れの果てなのか、偽装事件が相次いで発覚している。今回は「うなぎ」に「牛肉」だが、あの手この手で商品のいたるところで偽装されているとしたら、何を信じて消費者は物を買えばよいのか?買った者が損をする「偽装社会ニッポン」になってしまった。生産者や製造者、販売者のモラルの問題もあるが、適正な商品生産や流通・加工・販売を行わせる法体制が不十分ではないかと思う。

 労働環境でも派遣という形で労働者が商品化されているから、偽装派遣ということが起きてしまった。なぜ派遣労働者やパート労働者など非正規労働者が必要なのかと言うことを考えれば、市場原理の中で競争に打ち勝つためには、労働者に配分される正当な賃金を抑えて、利潤を得ることが当たり前の社会構造になっていることが、偽装問題の本質にあるのではないか。

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耐震には木がいちばん

 鉄筋コンクリートの頑丈そうな建築物も大地震が発生する耐震強度の弱いものは崩れ落ちてしまう。その点、木造建築の方が木の柔軟性が活かされ、内装や外壁材がはがれたとしても家そのものが崩壊するまでは至らないケースが多い。

 現在の木材加工は、集成材加工が強度的にも優れてきており、特にカラマツは強度があるので、体育館やホール、工場などの大きな構造物には柱や梁に集成材を利用した方が耐震と言える。時に子供たちが遊ぶ学校の体育館や防災上の非難場所には、集成材での建築工法を義務付けしたらどうだろうか。

 中国の経済成長とオリンピックでの需要の影響か一方では鉄が不足して高騰していると言う。製造エネルギーでも鉄筋を作るより、はるかに木材加工の方がずっと省エネだから、地球温暖化対策としても有効だと言える。小さな間伐材でも張り合わせて強度のある大きな柱を作ることが可能になった今では、日本の加工技術を世界に発信し、地震被災地の復興に役立てることで、木材需要を生み出し、間伐の促進につながることで、森林の育成と林業経営に明るい日差しが見えてくるのではないか。

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地震列島の危険性

 中国から飛び火したように大地震が起きた。日本列島は地下のプレートが沈み込む場所だからいつ大地震が発生してもおかしくないと言われているが、今回の土砂崩れも予測がつかないほど規模が大きく、山ごと崩落してしまった。地震が発生するたびに、原発からの放射能漏れはないのか?「安全です」と報道発表がされるが、本当に大丈夫なのか気になってしまう。現に新潟県の地震では、柏崎刈羽原発が地震の影響を受けた。原発を推進する人たちは、地球温暖化防止のエネルギーとして原発が一番有効と唱えるが、すでに55基も日本では原発が稼動している。予測のつかない大地震に見舞われたとき、チェルノブイリ事故で経験済みではあるが、放射能が漏れてしまえば、取り返しのつかない事態が出てしまう。地震列島で原発をどんどん建設するのは、危険性が増すだけである。代替となる自然エネルギーの政策にもっと力を入れるべきだろう。

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ショッキングな事件

 秋葉原での通り魔殺人事件は、あまりにもショッキングで言葉を失ってしまう。私も昨年だったが秋葉原を歩いたことがあるので、いつ不慮の事件に巻き込まれるのか、誰もが不安を抱く世の中になってしまった。人間不信が渦巻く社会に明るい未来や経済の発展は生まれないだろう。新しい物を作ったり、社会の仕組みを育てるには、人と人との信頼と人間関係が築かれていることがベースになくてはならないと思う。ネット社会と言われ、目と目、言葉と言葉を交わせる関係が日常的になくなっていることが、キレル、孤立、孤独感、攻撃的になっていく人間が多くなっているのではないか。誰もが安心して暮らせる社会の実現には、社会福祉や労働環境、教育文化に力(予算)を入れる必要がある。人間性が豊かになり、「幸せ」を実感できることが、社会成長の指標とならなくてはならないだろう。

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