耐震には木がいちばん
鉄筋コンクリートの頑丈そうな建築物も大地震が発生する耐震強度の弱いものは崩れ落ちてしまう。その点、木造建築の方が木の柔軟性が活かされ、内装や外壁材がはがれたとしても家そのものが崩壊するまでは至らないケースが多い。
現在の木材加工は、集成材加工が強度的にも優れてきており、特にカラマツは強度があるので、体育館やホール、工場などの大きな構造物には柱や梁に集成材を利用した方が耐震と言える。時に子供たちが遊ぶ学校の体育館や防災上の非難場所には、集成材での建築工法を義務付けしたらどうだろうか。
中国の経済成長とオリンピックでの需要の影響か一方では鉄が不足して高騰していると言う。製造エネルギーでも鉄筋を作るより、はるかに木材加工の方がずっと省エネだから、地球温暖化対策としても有効だと言える。小さな間伐材でも張り合わせて強度のある大きな柱を作ることが可能になった今では、日本の加工技術を世界に発信し、地震被災地の復興に役立てることで、木材需要を生み出し、間伐の促進につながることで、森林の育成と林業経営に明るい日差しが見えてくるのではないか。
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